YouTubeを始めてみたい。そんな人は多いと思います。ぼくもまさしくそうです。
そこで、YouTubeを撮影するにあたって必要な機材としてマイクがあります。
ぼくはマイクを持ち合わせていなかったので、いろいろな動画を参考にしながら購入したのが、【RODE Wireless Go】になります。
先に言ってしまうと、wireless goはとても良い商品ですが、ぼくが使用したい用途には適していませんでした。
今回は、そのことについて紹介したいと思います。
・トークなど人の声を中心に収録したい人
・自然音、生活音など小さく繊細な音を収録したい人
wireless goについて。
【スペック】
送受信周波数 :2.4GHz
伝送距離 :約 70m(見通し)
内蔵マイク ポーラパターン:無指向性内蔵マイク
周波数特性 :50Hz-20kHz
バッテリー駆動時間 :7時間
【送信機(TX)・受信機(RX)】
サイズ :H45.3 × W44 × D18.5mm
重量 :31 g
接続コネクタ:3.5mm TRS 端子
アンテナ :内蔵
電源 :内蔵 Li-po バッテリー(USB-Cポートより充電可能)
送信機にはラべリアマイクが搭載されているので、送信機をそのまま服などに挟んでマイクとして利用することが出来ます。
また、外部マイクも接続することが可能です。
ぼくが買おうと思った経緯。
YouTubeで、生活音や咀嚼音といったASMRっぽい動画を撮影したくてマイクを探し始めました。
マイクの種類でいうと、コンデンサーマイクとピンマイクのどちらにしようか迷いましたが、コンパクトで取り回しやすそうなピンマイクに決めました。
良さそうなピンマイクを探していたところ、YouTube上でたくさんの方がRODE wireless goのレビューをしていて、使い勝手が良さそうだと思い購入。
出来るだけ良い音質で録音できるようにSONYのピンマイクもセットで購入しました。
ホワイトノイズが気になる。
ASMRのようなものに音は最重要です。
一番初めに録音した時の設定は、wireless goのデシベルが3段階中の中、カメラの録音レベルが15くらいでした。
お試しで咀嚼音を撮ってみたところ、サーっというホワイトノイズが入ってしまいました。
調べてみると、ホワイトノイズを減らすためには「できるだけ音に近づけ、入力を小さくすること」とあったので、ピンマイクは首元へ設定はwireless goのデシベルを3段階中の小、カメラの録音レベルを1にして再度録音。
しかし、これも少しホワイトノイズが入ってしまい音量を上げると気になってしまいました。
さすがにこの音声を使用することはできないと判断しました。
:関連:繊細な音を収録できる機材。
Wireless Goではホワイトノイズが乗ってしまった為、繊細な音を収録できる機材を探しました。
その結果たどり着いた答えが、【Zoom H4nPro】というハンディレコーダーに、【audio-technica AT2035】というコンデンサーマイクを接続するというものです。
この組み合わせであれば、ASMRで使えるような繊細な音であっても、ホワイトノイズが乗ることなくキレイな音を収録できました。
機材が2個必要になるので、コストはかかってしまいますが、非常におすすめできる機材になっています。
おわりに。
以上が【RODE Wireless GO 】のレビューになります。
たくさんのYoutuberが紹介しているとおり、人の話し声を録音する分にはとても良い商品だと思っています。
ただ、ぼくがしたかったことには向いていなくて残念でした。
ASMR動画を撮影してみたいという気持ちは変わらないので、これからより良いマイクを探すことになると思います。
また良い商品が見つかったら、紹介していきたいと思っています。
ぼくと同じような用途でマイクを探している方が参考になれば幸いです。